開会式(碧南市藤井達吉現代美術館)

先日(9月18日)に碧南市藤井達吉現代美術館「へきなんの文化財 未来へと守り伝えるもの」の開会式に行ってまいりました。
本来なら翌日に更新を行おうと思っていたのですが、出張等、様々な予定が立て込み、更新を忘れてしまいました。先日、碧南市藤井達吉現代美術館がお客様との話題で出て、更新を忘れていたことに気づいて、ようやく今日の更新と相成りました。

さて、今回の企画展ですが歴史系企画展で書、刀、巻物、仏像 等、様々なものが展示されております。

中でも注目すべきは9月14日の中日新聞(夕刊)と15日の中日新聞(朝刊)に記載された、小倉百人一首の撰者として知られる藤原定家(1162~1241)がつづった「明月記」の原本の一部と、室町時代の絵巻物「てこくま物語」でしょう。

上記の二点は、碧南市内でみりん醸造「九重味淋」を営む石川家の25代(1844~1923)の美術品コレクションに含まれていたものです。上記のコレクションは14年に碧南市藤井達吉現代美術館に寄贈され、今回初めて一般公開されることになりました。

古典好きな方には嬉しい美術品が揃っているかなと思います。気になる方は訪ねてみてください。

本展覧会は9月19日~10月21日まで開催されております。
碧南市藤井達吉現代美術館「へきなんの文化財 未来へと守り伝えるもの」(有料)