開会式(碧南市藤井達吉現代美術館)

先日(5月1日)に碧南市藤井達吉現代美術館「碧い海の宝箱‐達からはばたく未来-」の開会式に行ってまいりました。
本来なら翌日に更新を行おうと思っていたのですが、出張等、様々な予定が立て込み、更新を忘れてしまいまい、本日、「阪急アートフェア2023」の参加情報をアップする際に思い出し、連日投稿とあいなりました。(;^_^A

さて、今回の企画展「碧い海の宝箱‐達からはばたく未来-」ですが、碧南市制75周年記念事業・開館15周年記念、ならびにリニューアル記念展ということもあり、非常に力作が揃えられております。
本展ではこれまでに収蔵してきた所蔵品のなかから厳選した112点の名品が並べられており、今後も碧南市藤井達吉現代美術館がこの地域の「宝箱」として美術品を未来に遺し伝えるとともに、箱の中に留まらず地域に根差した活動を通して皆様に愛される存在となれるよう、共に歩を進めていきたいという願いのもと開催された企画展となっております。

私的に好きな作品を3点あげるならば、以前、中日新聞(夕刊)でも記載された、室町時代の絵巻物「てこくま物語」、岸田劉生「二人麗子図」の半年前に作成された「童女飾髪之図」、富岡鉄斎が交友がある大浜の石川三碧に描き送った三福対「福禄寿図」・「瀛州仙境図」・「西王母図」でしょうか。

本展覧会は幅広いジャンルの美術品が展示されており、お好みの名品がきっとあるかと思います。お時間が許す方は是非訪ねてみてください。

本展覧会は5月2日~6月25日の期間で開催されております。
碧南市藤井達吉現代美術館「碧い海の宝箱‐達からはばたく未来-」(有料)